中塚建設ABC大会

20070602

中塚建設ABC大会

手話・俳句・神楽
安全を考え学び社員実践
安全意識高める工夫

弊社、中塚建設のABC(安全品質)大会がこのほど、町福祉センターで開催されました。
社員、関係者ら約60人が出席。
今回の目玉は社員の構口尚宏さん(22)の指導で「助けて」や「どうしましたか」の手話を学び、工事現場や本社に手話で助けを求めてきた時の対応方法を考えた。

 ABCは、安全のためには「当たり前のことを、ばかになって、ちゃんとやる」ことが大切との考えから、それぞれの頭文字を取って命名。毎年安全意識を高めるために開催しており、松前署地域交通課の佐々木英明交通係長の交通安全講習も行われた。

 ABC表彰では、事前に募集した安全俳句の優秀者に、中塚社長が表彰状を手渡した。同社のシンボルとなっている動物模様の重機を巧みに織り込んだ「キリンさんすぐ吊(つ)りタイガー たしカメて」(星井摂郎さん)などが最優秀賞に選ばれた。

 本年度の実践3項の決定には、3人ほどのグループをつくり、各班の案から出席者の多数決で決定。(1)アイドリングストップ(2)ルールとマナー(3)左右安全確認-の3項目を、年間を通して徹底することを決めた。

 手話を伝えた構口さんは、ことし4月に入社した新人。大学時代にサークルで学んだことを生かした。「助けて」は親指を立てた左手の甲を右手でたたくしぐさで、出席者全員が練習。構口さんは「この後の詳しいやりとりは筆談するとよい」と伝えた。