第19回かがり火コンサート「吉田つぶら 土俵でタップダンス」

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7月5日(土)福島大神宮境内。第19回目となる「かがり火コンサート」が開催されました。
2日ほど前から日中でも肌寒い気温となり、この日も午前中まで同じような天候でした。それでも午後からは日差しも出て、暖かくなってきました。今年も福島大神宮のご加護があったようです。

午後6時、かがり火の幻想的な光と音の中、いよいよ開演です。

「シーニックdeナイト」と題し、境内へと続く参道を、ペットボトルキャンドルがほのかな明かりで照らし出します。
ステージ後方に飾られた染布は、札幌在住の染色家でありこのコンサートの生みの親の一人でもある長谷川雅志さんの作品です。
その大きな存在感がコンサートの雰囲気を大きく盛り上げてくれます。

実行委員会の代表である弊社社長の挨拶が始まるころには会場はたくさんのお客様で埋まりました。
第1部では福島町松前神楽保存会により、松前神楽5座が奏上されました。

「祝詞舞(のりとまい)」「福田舞(ふくだまい)」「八乙女舞(やおとめまい)」「山神舞(さんじんまい)」そして「獅子舞(ししまい)」。
やはり、女性の舞う「八乙女舞」ではたくさんの拍手と「よーそろー」の掛け声がかかります。
今回は、松前神楽という伝統的な和の「舞」と、タップダンスという洋の「舞」の両方を見ることができるのも見どころです。

さあ、いよいよ、「吉田つぶら 土俵でタップダンス」の開演です。
中島弘恵さんのピアノ、北垣 響さんのコントラバスが織りなすjazzyな音楽にのせて、畳1枚ほどの板の上を軽やかに舞ってくれます。間近ででタップダンスを見る機会はめったにないだけに、観客の皆さんはステージに釘付けです。
アンコールも含め、約1時間も踊っていたとは思えないほどの迫力で私たちを楽しませてくれました。

まさにこのコンサートでなければ見ること、聞くことのできない世界に、会場を埋めた観客の皆さんもとても喜んでくれました。
来年は、いよいよ節目の第20回です。どのようなステージになるか、今からとても楽しみです!