第15回殿様街道探訪ウォークin秋 開催報告(2)

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 今年は長かった残暑(猛烈な!?)の影響か、千軒の紅葉も遅れているようでしたが、秋の陽光のもと幕末の砲台跡、国鉄松前線跡とその鉄橋、江戸時代の茶屋跡をまわり、樹齢200年のブナの巨木では、西部森林室の職員による解説を聞き森林の持つ水資源の役割を再認識することができました。また、昔の茶屋を再現し、千軒産のそば粉を生地に使ったそばまんじゅうとお茶でおもてなしをさせていただきました。

 約7キロのコースを3時間半ほどかけて歩いた後は、地元で栽培している「千軒そば」の新そばを味わい、10割そばならではの風味と食感にうなずいていました。食後は北海道無形民俗文化財に指定されている松前神楽が奏上され、この日一日で地元の自然・歴史・文化・食に触れることができた参加者のみなさんはとても満足されていました。