講座2.テーマ「情報化の具体的な進め方〜フィンランドの事例等〜」
(「北欧はなぜモバイルIT革命を成し遂げたのか−フィンランド、スウェーデンに学ぶ」講師:武邑光裕氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディア環境学分野助教授)
 
 意外なことに北欧(フィンランド、スウェーデン)はe−コマースや携帯電話通信技術の世界的基礎を作ったところだそうです。(フィンランドの森林面積は国土の66%にあたり典型的な林産国なんですが・・・)それには深い訳がありました。
 なんとこの国は日本より早い時期にバブルが弾け、国有企業や財産を国外に切り売りした悲しい歴史があったそうです。ただその売り払ったお金で教育分野に圧倒的な金額を振り向けたのだそうです。「もはや人材に託すほか、手段は無かった」のだとフィンランドの偉い先生は言うのだそうです。
その時この国(フィンランド)の目標
<人口の10%を先進的人材に育てよう!!>
で、80年代後半にはノキア、エリクソンという世界的最先端企業が誕生したそうです。驚いたことにこの国は、小学校などの教室を市民に開放するなど様々な国民参加の工夫を凝らしそこでインターネット技術などのIT関連教育レベルを上げていったそうです。そのことでその後のIT等産業立国の骨格を形成していったそうです。その教育効果はすぐれた人材をつぎつぎと生み出し世界を惹き付ける産業を生み出す原動力となっています。今ではリナックス(全世界の知恵が集結したwindowsのようなOS)やキシリトール(ガムで日本でも有名。)、静電防止スプレーなど独特の商品を全世界へ輸出する国へと発展したとのことです。             
  忘れてはいけないこと(*^_^*)「 フィンランドを理解する4つの”S” 」
・SUOMI(スオミ:フィンランドを意味する古語、オリカナイ=福島のような表現)
・SISU(シス:日本で言うと「大和魂」)
・SIBERIUS(シベリウス:フィンランドを愛した国を代表する世界的作曲家)
・SAUNA (ご存じ「サウナ」)
 ここでの先生の説明
常に成功するのは地域・歴史・文化をどう世界に反映するかです。地域社会こそ世界と直結しているのです。
 これからは文化が産業の時代です。小さなコミュニティーから情報発信をしましょう。フィンランドはそのように発展して来ました。
 さて、フィンランドから福島町が学ぶことは一体なにでしょうか?(?_?)
武邑先生流に言えば「福島町の歴史・文化の色濃い産業こそが世界へ通ずるのです。そういった情報発信をしましょう(^-^)」ということです。そのことが「地域の生き残る唯一の方策だ(^_-)」ということです。
 そのためには「”人材教育”が圧倒的に重要(*^_^*)」であり、たとえば「人口の10%を先進的人材に育てよう(^_^)/~!!」ということです。
 「国を想い、国を学び、国の産業を発展」させたフィンランドの勤勉な国民性はよく日本人のそれと似ていると言われるそうです。さて、私たち国民(あっここでは福島町民)も同様に「まちを(誇りに)想い、まち(の歴史・文化)を学び、(だからこそ)まちの産業が発展」する情報化を活用した有効な仕組みづくりこそがこれからの私たちのまちづくりに重要なのだなと痛感しました(>_<)。
 
 さてみなさん質問です。、
忘れてはいけないこと「 福島町を理解する4つの”誇り” 」を述べよ。ときかれたらみなさんはどう答えます(^_^)。私はみなさんのその答えの中にこそ福島町の明るい未来があるような気がします。!(^^)!                      
 
 最後になりますが、北海道の片田舎に住んでいる一住民がこのような本来出会うことなど無い筈の高邁な先生の話に親しめるとは想いもしませんでした。このような良いチャンスを作って下さったこのチャレンジ21と関係者の方々に感謝したいと思います。